ジュエリーリペア事例

オパールが欠けてしまったリングの石を交換

After
Before

オパールが留まっていたリングですが、石が欠けてしまった為、他の石をセットしました。

クラシカルなデザインのリングにオパールが留められていましたが、ぶつけてしまった為か欠けてしまっています。欠けた石を元に戻すことは出来ないので、違う石をセットすることに。ご希望を伺いラベンダーヒスイをご用意しました。今では作られていないデザインリングを大切にされたい思いにお答えしました。
日本ではジュエリーが広く一般的に楽しめるようになったのは、戦後の混乱が治まり、経済が少しずつ安定してきたころからだと思います。お客様の中ではさらにその前に所有されていたものを受け継がれた方もいらっしゃいます。お持ちになられたジュエリーを拝見すると今では作られない透かし等が施されていることも。当時を想像すると、ジュエリーを作る工具が整っていなかったり、ガスバーナーなども安定した動きをしていなかったでしょう。また、今のように誰でも買えるものではないので、作るジュエリーの数も、職人の数も少なかったと思います。一つのジュエリーを限られた職人が時間をかけて作ってきたものを、長い間大切に所有してきた歴史も宝物の一つだと思います。形はそのままに、メンテナンスをしてあげてお使い続けるのも良いと思いますし、今身に着けられるデザインにリフォームされるのも良いと思います。大切なのは、受け継がれた宝物を活かしてあげることだと思います。先代が残してくれたジュエリーを通して、みんなで色々な思い出を語りながら、家族史として大切にされることが、そのジュエリーの価値をさらに高めてくれると思います。

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