特殊なカッティングのダイヤモンドを使ったペンダント作成事例
オーダーで作るオリジナルジュエリー
ホームページの制作事例をご覧になったお客様から、「以前掲載されていた馬の横顔の形にカットされたダイヤモンドと同じようなものは作れますか」とお問い合わせをいただきました。馬の横顔に見えるカットのダイヤモンドは、一般的な丸いダイヤモンドや四角いダイヤモンドのように、すぐ見つかるものではありません。とても珍しいため、まずは条件に合う石を探すところから始まります。以前の事例では、見つかるまでに4ヶ月ほどかかったこともありました。今回も時間はかかりましたが、ご希望に合うダイヤモンドを見つけることができました。
入荷前には、ダイヤモンドの品質や大きさ、見積もりをお客様へお伝えしました。カラーグレードやカラットなど、ソーティングに記載されている内容もご確認いただき、ご了承をいただいてから仕入れを進めています。書類上の内容だけで判断するのではなく、実際にルーペで石を確認することも大切にしています。気になる欠点がないか、形や見え方に不自然なところがないかを見て、安心しておすすめできるものかどうかを確認しました。珍しいカットだからこそ、見つかれば何でもよいというわけではありません。
デザインは、なるべく馬の顔の形が生きるように、シンプルにまとめました。せっかく特徴のあるダイヤモンドなので、周囲を飾りすぎるよりも、石そのものの形がきれいに見えることを大切にしています。
ジュエリーのご相談では、「こんなのは無理かもしれない」と思われる内容でも、まずはそのままお話しください。今回のように、過去の制作事例を見て「同じようなものがほしい」とご相談いただく形でも大丈夫です。メールでのお問い合わせも承っています。お見積もりや制作できるかどうかの判断は無料です。珍しいダイヤモンドや特殊な形の石でも、多くのダイヤモンドトレーダーとのつながりを通じて、できる限りご希望に近いものをお探しします。小さなご希望でも、まずは気軽にお聞かせください。
今回は特殊なカッティングのダイヤモンドに焦点をあてて、表参道のジュエリーリフォーム専門店のジュエリー服部が、デザイン実例も併せてご紹介していきたいと思います。
Contents
1.特殊なカッティングのダイヤモンドだからこそ映える、ペンダントトップの「余白」を活かしたデザイン事例
今回は、馬の横顔にカットされた特殊なダイヤモンドをオーダーで手配し、ペンダントトップに仕立てた事例です。一般的なラウンドカットのダイヤモンドとは違い、輪郭そのものに個性がある石のため、デザインを足しすぎると馬のシルエットが見えにくくなってしまいます。そこで、馬の横顔だけで印象が出るように、華美な装飾は加えず、爪留めもできるだけシンプルにまとめました。

ポイントになったのは、爪の位置です。丸い石であれば爪を均等に配置しやすいのですが、馬の横顔のように凹凸のあるカットでは、どこを留めれば石が安定するか、どこに爪を置けば輪郭を邪魔しないかを細かく考える必要があります。目立ちにくい位置には、強度を考えて少し太めの爪を使いました。反対に、馬の形をきれいに見せたい部分には、繊細な爪を合わせています。すべて同じ太さにせず、見え方と留まり方の両方を見ながら調整しました。
裏面には、馬の輪郭に沿うように18金を添えています。正面から見たときにはダイヤモンドの形が主役になりますが、裏側の作りも石に合わせて整えることで、ペンダントトップとして安心して身に着けやすい仕立てになります。特殊なカッティングのダイヤモンドは、それだけで十分に個性があります。だからこそ、周りを飾りすぎず、余白を残すことで石の形がよりきれいに見えることがあります。今回のようにカットそのものを主役にしたい場合は、シンプルな爪留めや地金の使い方がよく合います。

2.丸いダイヤとは違う個性を主役にする、変形ダイヤモンドのシルエットを崩さないオーダー制作
ダイヤモンドというと、丸いラウンドカットを思い浮かべる方が多いかもしれません。丸い形は光を取り込みやすく、婚約指輪などでもよく選ばれています。その一方で、ラウンド以外の形にカットされたダイヤモンドには、丸いダイヤとは違う個性があります。ハート、しずく型、四角形、マーキスなど、形によって印象は大きく変わります。今回お探ししたのは、その中でもさらに珍しい、馬の横顔の形にカットされたダイヤモンドでした。
ご依頼くださったのは、馬をとても大切に思われているお客様です。既製品の中から選ぶのではなく、「欲しい」と思える石を探すところから制作が始まりました。変形ダイヤモンドは、同じカラット数でも形や輪郭が一つずつ異なります。特に今回のようなモチーフ性のあるカットは数が限られるため、お客様のイメージに合うものを見つけること自体が、制作の大事な部分でした。
デザインでは、馬のシルエットを崩さないことを第一に考えました。せっかく個性のあるダイヤモンドを選んでも、枠や装飾が強すぎると形の印象がぼやけてしまいます。お客様は華美な装いを好まれない方でしたので、石そのものの輪郭がきれいに見えるよう、余計な飾りは加えませんでした。馬の形が自然に伝わる、すっきりとしたペンダントに仕立てています。
チェーンを通すバチカン部分も、できるだけシンプルにしました。大きく作ればチェーンは通しやすくなりますが、全体の印象が重く見えてしまうことがあります。今回は、お客様がお持ちのチェーンがきちんと通る大きさを確認しながら、必要以上に目立たないサイズで制作しました。石の輪郭を邪魔しないことを大切にしています。
変形ダイヤモンドは、丸いダイヤのように左右対称で扱いやすい形ばかりではありません。石の向き、留める位置、金属の見え方によって、仕上がりの印象が変わります。だからこそ、石を主役にしたい場合は、枠で飾り立てるよりも、輪郭をどう見せるかが大切です。今回は、馬を愛されるお客様の思いに合うダイヤモンドを探し、その形をできるだけそのまま楽しめるようにお作りしました。
小さなペンダントであっても、身に着ける方にとって意味のあるモチーフであれば、日常の中で自然に楽しめるジュエリーになります。

3.ジュエリーリフォーム事例で確認したい、完成写真から分かる特殊カットダイヤの見え方と着用イメージ
ジュエリーリフォームやオーダージュエリーでは、どんな石を使うかによって仕上がりの印象が大きく変わります。丸いダイヤモンドや四角いダイヤモンドはよく知られていますが、中には馬の形にカットされたダイヤモンドのように、少し珍しいルースもあります。
今回ご相談くださったお客様は、ホームページに掲載していた制作事例をご覧になり、「こういうダイヤモンドがあるなら使ってみたい」とご依頼くださいました。馬を愛する方にとって、馬の形をしたダイヤモンドは、特別な意味を持つものだったのだと思います。ジュエリーで馬のモチーフを作ることもできますが、石そのもののカットで思いを表せる場合もあります。完成写真を見ると、石の形がジュエリー全体の印象や、着けたときの雰囲気にどう出るかを確認しやすくなります。
ダイヤモンドで自分らしさや好きなものを表現できるのは、オーダージュエリーならではの楽しさです。馬の形に限らず、ルースにはさまざまな形があります。
●ハート型
●星型
●しずく型
●四角形
●細長い形
カラーストーンでも同じように、色や形から選んでオリジナルのジュエリーを作ることができます。好きなモチーフや雰囲気がある場合は、最初のご相談でお伝えいただくと、石探しやデザインの方向性を考えやすくなります。
制作の流れは、まずご希望をお聞きするところから始まります。そのうえで、ご希望に合うダイヤモンドやカラーストーンを探します。候補が見つかったら、大きさ、ご予算、クラリティなどを確認し、お客様に内容をお伝えします。納得いただける石があれば、手配を進めます。
特殊なカットのダイヤモンドは、常にすぐ見つかるとは限りません。形やサイズ、ご予算によって探し方も変わります。そのため、最初に「こういうものが欲しい」「このモチーフが好き」「この雰囲気で作りたい」と教えていただけると、探せる可能性やおおよその予算感をお伝えしやすくなります。「こういう石はありますか」「この形のルースからジュエリーを作れますか」というご相談だけでも大丈夫です。見つけられるかどうか、見積もり、実際に作った場合の予算感まで、最初のご相談は無料で承っています。
小さなこだわりや好きなものを、毎日身に着けられる形に整えられることも、オーダージュエリーの楽しさのひとつです。

4.まとめ
特殊なカッティングのダイヤモンドは、石そのものの輪郭に個性があります。今回の馬の横顔にカットされたダイヤモンドも、装飾を足しすぎず、形がきれいに見える余白を残すことで、モチーフの印象が伝わりやすくなりました。
変形ダイヤモンドをペンダントにする場合は、爪の位置や太さ、バチカンの大きさ、裏側の地金の添え方まで、石に合わせて考えることが大切です。丸い石とは異なり、凹凸や向きがあるため、しっかり留めることとシルエットを邪魔しないことの両方を見ながら仕立てていきます。
ルースは、ハート、しずく型、四角形、細長い形など、形を生かしてオーダージュエリーを作ることもできます。「好きなモチーフを身に着けたい」「珍しい形の石を探したい」という場合は、まずご希望の雰囲気をお聞かせください。石が見つかるかどうか、予算感、仕立て方まで確認しながら、無理のない形でご提案いたします。





